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再生医療について

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再生医療について

「多くの薬や手術をがんばってきたけれど、思うように良くならない」、「ガンと診断されたけれど身体にあまり負担のかかる治療はしたくない」など、治療で悩んだり、行き詰まった患者さまに治療の選択肢を広げたいという思いから、再生医療を導入しております。

再生医療を行っております

再生医療にはいくつかの種類がありますが、当院では 活性化リンパ球や、樹状細胞を用いた免疫細胞療法や、 脂肪組織由来の間葉系幹細胞を用いた間葉系幹細胞療法を導入しています。

これらの治療法では、動物の身体を構成している細胞を体外で人工的に培養・増幅させ身体に投与する治療法です。身体が本来持つ修復機能や自己治癒力を利用することが大きな特徴です。

再生医療ってなんだろう?

免疫細胞療法

手術や抗癌剤、放射線で治療するのが一般的だったガン。近年では動物の身体に備わっている免疫力を利用したり、免疫力を強化することで癌の発症や進行を抑えようとする治療も進められています。免疫療法には 特異的免疫療法と非特異的免疫療法というものがあります。特異的免疫療法は 樹状細胞を用いた療法で高い攻撃力でガンを狙い撃ちしてゆきます。次に述べる活性化リンパ球療法と組み合わせることで、より特異的な抗腫瘍効果が期待できます。

非特異的免疫療法は 活性化リンパ球を用いた療法で免疫力を高めて全身に作用し、再発と転移を予防できます。ガンの増殖を抑制し、QOLを上げながら延命を図ることが期待できるでしょう。

これらの治療法では、自分自身の細胞を培養・増幅させて投与するため、拒絶反応などの副作用の心配がほとんどありません。身体が弱り、手術や放射線・抗がん剤などが選択できないような患者さんも、選択肢が広がり、身体に無理させることなく、苦痛を和らげるなどしてQOLを上げることが可能となるでしょう。また他の治療との併用では相乗効果が認められ、化学療法や放射線療法での副作用の軽減が期待されます。

間葉系幹細胞療法

人や動物の体には、幹細胞(かんさいぼう)という、さまざまな器官や臓器などに変化する細胞が存在します。幹細胞療法とは、この細胞を体外で培養し、イヌやネコの体に戻すことで、失われた臓器や怪我の再生を行う治療法です。幹細胞療法では、2種類の幹細胞を利用します。ひとつは骨髄に含まれる骨髄液中に存在する骨髄幹細胞、もうひとつは皮下脂肪の中に含まれる脂肪幹細胞です。

骨髄や皮下脂肪由来の幹細胞は、骨や、軟骨、筋肉や心筋細胞、そして血管を形作る細胞に分化することが知られています。幹細胞療法は、これらの分化する能力を利用した治療法です。現在、 骨折癒合不全や、 椎間板ヘルニアなどの脊髄損傷、また 炎症性の関節炎や、 難治性の口内炎免疫性炎症性腸疾患など様々な病気で治療の研究が進められています。

治療の流れ

免疫細胞療法では採血、幹細胞療法では麻酔下で少量の骨髄液または少量の皮下脂肪を採取します。採取した細胞は清潔な環境で培養し、細胞の数を増やします。増やした幹細胞は、点滴によって体内に戻してゆきます。採血・採取から投与するまで約2週間。病気の種類や患者さまの状態、治療に対する反応を見ながら数回投与していきます。

治療の流れ

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